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2014年

12月

22日

安倍晋三首相など,世界の要人が年頭論集を発表

2014年12月22日

プレスリリース

報道関係者各位

合同会社土曜社

 

安倍晋三首相など,世界の要人が年頭論集を発表

 

 合同会社土曜社(東京・渋谷)は,国際言論組織 Project Syndicate の年頭論集 “2014: The Loss of Order” をプロジェクトシンジケート叢書5『秩序の喪失』と題して出版するはこびになりました。英語原書は2015年1月1日発表,日本語版は同月31日出版予定です。

 チェコの首都プラハに拠点をおくプロジェクトシンジケートは,各界の指導者・思索家が書きおろすオピニオンを150カ国,480余の報道機関に配信し,購読者数が7000万人に達する世界最大の言論機関です。投資家のジョージ・ソロス氏などが出資しています。

 日本語版『秩序の喪失』には,国家首脳から国際機関トップ、ビジネス界のヴィジョナリーまで要人23名の論考をおさめ,共同通信の会田弘継特別編集委員が解説を執筆します。

以上

 

書  名:秩序の喪失

著  者:ブレジンスキー(元米国家安全保障問題担当大統領補佐官),安倍晋三(日本国首相),ケリー(米国務長官),ゴルバチョフ(ノーベル平和賞受賞者,最後のソビエト連邦大統領),ティモシェンコ(元ウクライナ首相),アナン(前国際連合事務総長/エルダース議長),ラジャン(インド準備銀行総裁),ソロス(投資家・慈善活動家),ドラギ(欧州中央銀行総裁),スティグリッツ(ノーベル経済学賞受賞者/コロンビア大学教授),ラガルド(国際通貨基金専務理事),バス(世界銀行チーフエコノミスト),オニール(元ゴールドマンサックス・アセットマネジメント会長),シュミット(米グーグル会長),バートン(マッキンゼー・アンド・カンパニー代表パートナー社長)ほか

解  説:会田弘継(共同通信特別編集委員)

目  次:(下記)

 

四六判・176頁 2015年1月31日発売予定

ISBN978-4-907511-15-9 予価1850円+税

 

プロジェクトシンジケート叢書5

『秩序の喪失』もくじ

 

はじめに(プロジェクトシンジケート)

 

第一部 政治・外交 

 

1 二〇一五年の世界

  ズビグニュー・ブレジンスキー(元米国家安全保障問題担当大統領補佐官)

2 (未題)

  安倍晋三(日本国首相)

3 和平への諸同盟

  ジョン・F・ケリー(米国務長官)

4 中東和平への道

  アブドゥラー・ギュル(元トルコ大統領・首相)

5 これは冷戦か

  ミハイル・ゴルバチョフ(ノーベル平和賞受賞者,最後のソビエト連邦大統領)

6 欧州辺境の闇

  ユリア・ティモシェンコ(元ウクライナ首相)

7 習近平主席の大戦略

  尹永寬(ユン・ヨングァン,元韓国外交通商部長官)

8 秩序を救う

  コフィ・アナン(前国際連合事務総長/エルダース議長)

9 汚れたカネと開発

  スリ・ムリヤニ・インドラワティ(世界銀行グループ専務理事,元インドネシア財務相)

 

第二部 経済・金融・ビジネス

 

10 インドおよび世界経済

  ラグラム・ラジャン(インド準備銀行総裁)

11 戦争状態の欧州

  ジョージ・ソロス(投資家・慈善活動家)

12 通貨同盟の安定と繁栄

  マリオ・ドラギ(欧州中央銀行総裁)

13 愚かな経済のための政治学

  ジョセフ・E・スティグリッツ(ノーベル経済学賞受賞者/コロンビア大学教授)

14 この道しかない

  マニュエル・ヴァルス(フランス首相)  

15 今年こそ賢明な選択を

  クリスティーヌ・ラガルド(国際通貨基金専務理事)

16 大脱走

  カウシク・バス(世界銀行チーフエコノミスト)

17 中国の成長は続く

  林毅夫(元世界銀行チーフエコノミスト)

18 原油価格を読む

  ジム・オニール(元ゴールドマンサックス・アセットマネジメント会長)

19 習皇帝のジレンマ

  クリストファー・パッテン(オックスフォード大学総長,最後の香港総督)

 

第三部 社会・文化

 

20 機械いじりの修行時代

  エリック・シュミット(米グーグル会長)

21 生産性革命の波

  ドミニク・バートン(マッキンゼー・アンド・カンパニー代表パートナー社長)

22 欧州の暗黒大陸

  マーク・マザワー(米コロンビア大学歴史学教授)

23 ロシアの反動的先制攻撃

  アレクサンダー・エトキンド(欧州大学院歴史学教授)

 

解説 会田弘継(共同通信特別編集委員)

2014年

10月

27日

大杉栄の絶筆『日本脱出記』英語版を刊行

2014年10月27日

プレスリリース

報道関係者各位

合同会社土曜社


日本のアナキスト、大杉栄の絶筆『日本脱出記』英語版を刊行


 合同会社土曜社(東京・渋谷)は11月、大杉栄の絶筆『日本脱出記』英語版を刊行する運びになりました。宮崎県在住の翻訳家、マイケル・シャワティー氏の翻訳です。

 原書は、関東大震災直後の1923年10月にアルス社が刊行し、その後は岩波文庫で読みつがれてきました。今回の翻訳は、2011年の土曜社版を底本としました。

 大杉栄は、東京外国語学校(現・東京外語大)に学び、「一犯一語」とうそぶきながら獄中で各国語を独習し、ダーウィン『種の起原』、ファーブル『昆虫記』、クロポトキン『相互扶助論』の翻訳を手がけるなど語学の達者でした。

 大杉自身の著作は、『自叙伝』が1992年に英訳され、カリフォルニア大学出版局から出ていますので、英文への翻訳は『日本脱出記』が2冊目となります。

 出版は弊社が行い、流通は米流通大手イングラム社 Ingram Content Group が担当します。

 本書が描く日本国内のアナ・ボル論争のいきさつ、魔都上海での大韓民国臨時政府や中国共産党創始者との交渉、ロシア革命をうけたコミンテルンの介入、国際アナキスト大会にむけた中国人同志との連帯、レザネフォル(狂乱の時代)の1923年パリに遊んだ日本人の視点など、内外の読者の興味をひくものと思われます。

以上

 

書  名:My Escapes from Japan

著  者:Ōsugi Sakae

訳  者:Michael Schauerte〈マイケル・シャワティー〉

解  説:Ōsugi Yutaka

底  本:大杉栄著『日本脱出記』(大杉豊解説、土曜社、2011年)

 

訳者略歴:

Michael Schauerte〈マイケル・シャワティー〉翻訳家、ライター。1969年イリノイ州ピオリア市に生まれる。1991年に米ケニオン大学を卒業。1995年に来日し、2001年に一橋大学文学修士号。2013年『大杉栄と仲間たち』(ぱる出版)に「詩人としての大杉栄」を執筆。英誌「Socialist Standard」の常連寄稿者。妻と2人の娘と宮崎県在住。


四六変型判・188頁 2014年11月10日発売予定

ISBN978-4-907511-14-2 本体2300円


2014年11月2日(日)出版記念会@代官山M

記念会にあわせ、訳者のシャワティー氏が上京します

取材などご検討いただければ幸いです

2014年

7月

31日

あのころ土曜社は

神保町の老舗、東京堂書店の週間ベストセラーで、マヤコフスキー叢書『悲劇ヴラジーミル・マヤコフスキー』が栄えある2位に入っています。

 

まだ先があるはずですが、ふりかえれば、これがハイライトだったということもありえます。

 

あのころ土曜社が元気だったなあと、のちに思い出してくれる方がいることを願いつつ、ゆっくり年をかさねて、懐かしさを帯びていきたいと思います。

東京堂書店正面ウインドウにマヤコフスキーが登場!
東京堂書店正面ウインドウにマヤコフスキーが登場!

2014年

7月

21日

東京堂書店のひとり出版社

神保町の東京堂書店で、「ひとり出版社」フェアが始まっています。

 

分業・専門化を進めてきた人類のいとなみに照らせば、歴史に逆行するともいえる「ひとり出版社」という行き方。その軽さ、危うさも踏まえつつ、各社が自社のなりたちにかかわる十数冊を選書するという趣向です。

 

神保町で御用のさい、お立ち寄りいただければ幸いです。

 

ちなみに弊社は、次の12冊を選びました。

 

  • 日暮泰文『のめりこみ音楽起業』

新卒で出版業界に入り、2社目に勤務した出版社、ブルース・インターアクションズ(現スペースシャワーブックス)創業者・日暮泰文氏の本。土曜社創業後もせっせと業務日報を日暮氏のご自宅メールアドレスに送り続け、孤独を避けつつ、一兵卒の気分を保つ。いわば無償の監査役を引き受けてもらったようなもの。同時に、自分が突然いなくなったときも得意先に迷惑をかけぬよう、内装の仕事をする弟を仮の後継者ときめ、彼にも日報を送りつけ、業務の継続性をはかる。

  

  • 大江健三郎『日常生活の冒険』 

20代のとき、悪友たち数名に本書を配布・一読をすすめた。伊丹十三がモデルとされる主人公・斎木犀吉のイメージは、のちに坂口恭平のCDと本の出版につながる。また、刊行開始したばかりの「マヤコフスキー叢書」も、本書がネタ元。「元気だ、ギリシャの難破船の船長の話をきいたんだが、かれは航海日誌の最後にこう走り書きして死んでいた。イマ自分ハ自分ヲマッタク信頼シテイル、コウイウ気分デ嵐ト戦ウノハ愉快ダ。(略)それじゃ、さよなら、ともかく全力疾走、そしてジャンプだ、錘のような恐怖心からのがれて!」(斎木犀吉)

  

  • 津田大介、牧村憲一『未来型サバイバル音楽論』

「ここで確認をしておきましょう。実は、「一人1レーベル」というのは、ある種口当たりのいい標語であって、ここで目指そうとしているのは本当は一人ではダメなのです。一人で作って、一人で満足して、一人で拍手する音楽ほど寂しいことはありません。(略)社会に出て行くのは、一人では限界がありますから、最低限二人で始めることをお勧めします」という本書の記述に同意しつつも、土曜社はあくまで一人でゆく。音楽と異なり、読書には拍手喝采やコール&レスポンス、かけ声なども無用で、同時代や同世代という敷居もなく、ソーシャルメディアのように共感を強要されることもない。それぞれが思い思いに、好きな本を勝手気ままに読めばよいのだから。

  

  • 宮崎駿『出発点 1979~1996』

「仕事にかまけて、いつまでも同じ日々が続くものと、傲慢に思い込んでいた取り返しのつかない夏のしるしであった」(本書より)。創業4年目で、早や慢心が出たのやら、この先も単調で平坦な道が続いていくような気がしてならない。いつか振り返ったときに、どれほど懐かしく、取り返しのつかないような気分になるのか、楽しみなような、恐ろしいような、そんな気もする。これから仕事を始める若い人に一読をすすめたい。

  

  • 伊達得夫『詩人たち・ユリイカ抄』

いまや燦然と輝く詩人たちの処女詩集をあまた世に出した伝説の出版社、書肆ユリイカ。その内実は、伊達得夫という42歳で夭逝する男が一人で切り盛りしていたという。「マヤコフスキー叢書」の訳者、小笠原豊樹さん(詩人の岩田宏と同一人物)や序文を寄せてくれた入沢康夫さんには、いつもどこかに故・伊達得夫氏への想いがあるようだ。余談だが、伊達得夫氏には二人の娘があり、詩人たちはこの娘たちに会うことを伊達家を訪れる楽しみの一つにしていたという。二人の娘はのちに成人し、父と同じく出版業界に身をおいていると聞く。

  

  • 浅羽通明『アナーキズム 名著でたどる日本思想入門』 

「おれはこの頃、アナキストなんだ。政府なんて、いらんと考えているんだ。全部、商人に任せればいいんですよ。」(太宰治の言葉、本書より)。2001年に大学を出ると、そのまま母校の大学出版部に就職。営利と学術を天秤にかけて働く世界に身をおきつつ、柄谷行人のNAM(New Associationist Movement)にあこがれる日々。本書が出たのは、2004年。そのころNAMウェブサイトは、韓国系ポルノ画像が貼りつけられ、見るも無残なすがたになっていた。NAMなきあと、歴史をさかのぼり、大杉栄を読み始める。アナキストたるよりも、商人たらんと欲す。

  

  • 大杉豊『日録・大杉栄伝』

軍部によって根絶やしにされたと勝手に思い込んでいた大杉栄の血族につらなる人物――栄実弟の次男として生まれた大杉豊氏でしかなしえなかった大杉栄38年の人生クロニクル。大杉が同志たちと逗子の海岸で海の家をやり、アイスクリームを売りまくることを画策するくだりなど、痛快なエピソードのかずかず。

  

  • 梅棹忠夫『知的生産の技術』

「自分の交友範囲のアドレス・カード群をつねに整備しているというのは、現代人の一つの基礎的教養ではないかとさえ、わたしはかんがえているのである」(本書より)。仕事なんてものは、わざわざ社員の勤怠を管理したり、社屋を構えたりせずとも、一個人の読書歴と交友範囲とを一目瞭然のもとにかけあわせれば、いくらでも走りだすことができるにちがいない。最初勤めた母校の大学出版部では、作家の坂上弘氏が文人社長として経営にあたり、新入社員はときおり食事をごちそうになるならわしだったが、そこでいわれたのはファイリング=整理術の重要さについてだったことを思い出す。

   

  • 福澤諭吉『福翁自伝』

「一国の独立は国民の独立心から湧いて出ることだ、国中を挙げて古風の奴隷根性ではとても国が持てない、出来ることか出来ないことかソンナことに躊躇せず、自分がその手本になってみようと思い付き、人間万事無頓着と覚悟をきめて、ただ独立独歩と安心决定したから、政府に依りすがる気もない、役人たちに頼む気もない。貧乏すれば金を使わない、金が出来れば自分の勝手に使う」(本書より)。創業後、自分の「年収」が24万円とか36万円という年が続き、新しい本も買えず、会食も断わり、いつも同じ服を着て、貧乏してきた。貧乏は外に出したくないものだが、「食えないでしょう」と図書新聞の井出社長に図星を当てられたときは、なぜかホッとした。病名を知って安堵するという病人の心境もかくや。貧乏もまた個人の勝手である、という本書の記述を胸に秘める。

  

  • ジャック・アタリ『21世紀の歴史』

「中間層は倹約して貯蓄に勤しんだ。そこで消費するように仕向ける職業である銀行、保険、広告、マーケティング、メディアといった職業の数が増えた」(本書より)。いまをときめく花形の職業に対し反発する気分がある。図書出版という伝統的な業態をかりつつ、土曜社は、消費を思いとどまらせるということを仕事にしてみたい。消費のかわりにくるものは何か。答えはまだないが、思い出や懐かしさのような気がしている。アタリによると、読書にはすばらしい未来が待っている。なぜなら、「近い将来、すべての人間が文字を読むことができるようになり、無数の本が出回るようになるだろう」から(『いま、目の前で起きていることの意味について』)。

  

  • 加藤周一『読書術』

新人として勤務した慶應義塾大学出版会は、稼働数700点余、毎年の新刊100点に迫る老舗だった。自社本全部を読み尽さないかぎり、書店に対し、ひいては読者に対して自分の立つ瀬はないように感じた。青年らしさを色濃く残した23歳のことである。出版社の一員たるもの、主要文芸誌を毎月購読し、併せて現代思想もひとさらい目を通しておかなくてはならない。こりゃ忙しいぞ、と意気込んだ。しかし、本書にもあるように、「面白そうな本を読みつくすことは誰にもできない」のであり、もとより難解な思想をこねるようにはできていない頭に無理がたたったのだろう、4年足らずで息切れし、退職のやむなきにいたる。膨大な過去の書物群を前にして気負い立つ若者たちへ、「自分のわからない本はいっさい読まない」という本書の言葉をおくりたい。

  

  • 勝小吉『夢酔独言』

わが国自伝文学の三指といえば、『福翁自伝』『大杉栄自叙伝』、そして本書を挙げたい。異論はあろうが、すくなくとも自分にはこの三冊をおいてほかにない。「十四の年、おれが思うには、男は何をしても一生食えるんだから、何も祖母どのの意地悪をこらえて勝家にいることもあるめえ、上方あたりへ駆け落ちをして、一生あちらで暮らそうと考えてな。五月の二十八日に、股引をはいて簡単な旅支度で家を出た」(本書より)。芥川龍之介の「唯ぼんやりした不安」から一世紀足らず、ここ十年ほどは「曖昧な不安」なんてことがいわれた。いま思うに筋のわるい議論だったにちがいない。元来男子たるもの、貧乏しようが、仕事がにがかろうが、顔がまずかろうが、何をしても一生食うことはできるんだから……。この前提のもと、あれやこれやと画策したい。

2014年

4月

28日

『坂口恭平のぼうけん』出版記念レセプション前夜

こんばんは。

さて、『坂口恭平のぼうけん』出版記念レセプションが明日に迫ってきました。
これまでのお問い合せから、3点共有させていただきます。

- 坂口恭平さんの出番は?
坂口さんは20:30ごろ出演予定です。会場で坂口さんとお話する方には、開場時間の19時から出演までの時間帯がおすすめです。

- ドレスコードは?
ありません。ぜひ楽な格好でお越しいただきたいです。レセプションとうたっていますが、挨拶などは一切省略し、気ままに楽しめる会にしたいと思っています。

- 食事は出るの?
会場のMでは、軽いつまみの用意しかありません。会の途中も自由に出入りいただけますので、近所で腹ごしらえをまじえつつ、ぜひ22時のフィナーレまでご一緒いただきたいです。さらに22時からは、会場はそのままで、アフターパーティになだれ込みたいと思っています。

幸い多くの方からご来場の連絡を頂戴していますが、いっそう賑やかな会にしたいと思いますので、当日ふらりとお越しいただくのも大歓迎です。

毎日いろいろなことがありますが、あすは羽目をはずして楽しい時間をご一緒できれば幸いです。

追伸:
あす15時からは、パルコブックセンター渋谷店で坂口恭平さんのトーク&サイン会もございます。坂口さんも強行軍で動きまわりますので、ぜひ一日お付き合いいただければ幸いです。

2014年

4月

27日

社会新報『坂口恭平のぼうけん』書評

「坂口に続け、自分を世界に売り込め! と発奮して若い人なら読み進めるだろう――」

 

新刊『坂口恭平のぼうけん』を映画監督の田中千世子さんに書評いただきました。社会民主党機関紙『社会新報』5月7日号に掲載予定です。

映画監督の田中千世子さんによる嬉しい書評。
映画監督の田中千世子さんによる嬉しい書評。

2014年

4月

24日

『ズボンをはいた雲』一部抜き

こんばんは。

 

さて、5月新刊のマヤコフスキー著『ズボンをはいた雲』の印刷・製本を進めています。

 

印刷は精興社に依頼し、本日一部抜きが届きました。

風合いがいい感じに出ています。

 

あすは製本にとりかかります。

江戸川橋の加藤製本で現場に立ち会う予定です。

『ズボンをはいた雲』印刷の一部抜き
『ズボンをはいた雲』印刷の一部抜き

2014年

4月

22日

マヤコフスキー叢書5月創刊!

2014年4月22日

プレスリリース

報道関係者各位

合同会社土曜社

 

革命期ロシアの未来派詩人が半世紀ぶりの新訳で甦る

 

 合同会社土曜社(東京・渋谷)は、ロシア未来派の詩人マヤコフスキーの長篇詩および戯曲を「マヤコフスキー叢書」と題し、小笠原豊樹(82)氏の新訳で刊行する運びになりました。全15巻予定です。

 第一巻は、青年マヤコフスキー22歳の長篇詩『ズボンをはいた雲』です。友人オシップ・ブリークの私家版として1915年に1050部が世に出た本作は、半世紀を待たずして、1952年に当時20歳の小笠原豊樹氏が日本語に翻訳し、わが国でも読まれるようになりました。

 この翻訳に衝撃をうけた詩人の入沢康夫氏は、6年後の1958年に『ズボンをはいた熊』なる短篇を発表します。また、さらに6年を経た1964年には、大江健三郎氏が小説『日常生活の冒険』の主人公・斎木犀吉に次のように語らせます。「きみはマヤコーフスキイを読んだことがあるかい?」と。

 長く「自殺」とされてきた詩人マヤコフスキーの死をめぐり、スコリャーチン『きみの出番だ、同志モーゼル』(草思社、2000年)や小笠原豊樹氏の書き下ろし『マヤコフスキー事件』(河出書房新社、2013年)など、各国で検証が進みながらも、肝心ともいうべき詩人の作品は、ほぼ半世紀にわたり、日本語訳が入手できない状態が続いてきました。

以上

シリーズ:マヤコフスキー叢書(全15巻)

書  名:ズボンをはいた雲

著  者:マヤコフスキー ロシア未来派の詩人。1893年、グルジアのバグダジ村に生まれる。十月革命を熱狂的に支持するも、レーニンの死後、スターリン政権に失望を深め、30年4月14日、モスクワ市内の仕事部屋で謎の死を遂げる。翌日プラウダ紙が「これでいわゆる《一巻の終り》/愛のボートは粉々だ、くらしと正面衝突して」との「遺書」を掲載した。

訳  者:小笠原豊樹〈おがさわら・とよき〉 ロシア文学研究家、翻訳家。1932年、北海道虻田郡東倶知安村ワッカタサップ番外地(現・京極町)に生まれる。51年、東京外国語大学ロシア語学科在学中にマヤコフスキーの作品と出会い、翌52年『マヤコフスキー詩集』を上梓。露・英・仏の3か国語を操り翻訳多数。2013年出版の『マヤコフスキー事件』で読売文学賞受賞。

 

新書変型・96頁 2014年5月10日発売予定(以後月刊)

ISBN978-4-907511-01-2 予価952円+税

 

続  刊:①ズボンをはいた雲(入沢康夫・序文)/②悲劇ヴラジーミル・マヤコフスキー/③背骨のフルート/④戦争と世界/⑤人間/⑥ミステリヤ・ブッフ/⑦一五〇 〇〇〇 〇〇〇/⑧ぼくは愛する/⑨第五インターナショナル/⑩これについて/⑪ヴラジーミル・イリイチ・レーニン/⑫とてもいい!/⑬南京虫/⑭風呂/⑮声を限りに ※各巻にマヤコフスキーをめぐる長めの序文を掲載予定

2014年

4月

10日

熊本日日新聞『坂口恭平のぼうけん』書評

『坂口恭平のぼうけん』が「熊本日日新聞」朝刊で紹介されました。

 

単なる日記なのだがとにかく面白い。音楽を聴いているようなリズム感ある文章も心地よく、あっという間に読み終えてしまった。

――「熊本日日新聞」(2014年3月30日朝刊)

『坂口恭平のぼうけん』熊本日日新聞書評
隣の記事は、『ぼうけん』にも登場する坂口恭平さんの師・石山修武氏の著作『現代の職人』(晶文社)が紹介されている

2014年

3月

19日

4/29(火・祝)『坂口恭平のぼうけん』出版記念レセプション

こんばんは、


さて、4/29(火・祝)『坂口恭平のぼうけん』出版記念レセプションのお誘いです。

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青春冒険日記『坂口恭平のぼうけん』
出版記念レセプション・坂口恭平秘密ライヴ!

□日 時:2014年4月29日(火・祝)19:00-23:00
□会 場:代官山 M 渋谷区恵比寿西1-33-18-B1F
□主 催:土曜社
□音 楽:坂口恭平(歌とギター)

- 入場無料 - クローク完備 - 全面禁煙

お問い合わせは、
* 土曜社 tsuyoshi.toyota [at] doyosha.com
* M 03-6416-1739
---

ゴールデンウィークを飾る一夜に、代官山でわいわいガヤガヤしたいと企画しました。

祝日ですので、タイもジャケットも脱ぎ捨て、思い思いに休日モードでお越しいただければと。

会場設営の都合がありまして、来場いただける場合、事前にお名前・人数をお知らせいただけると助かります。(もちろん、当日ふらりのお立ち寄りも大歓迎です)

 事前登録する

毎日いろいろありますが、春の一夜に楽しい時間をごいっしょできれば幸いです。




"The Adventures of Kyohei Sakaguchi"
New Release Reception
presented by Doyosha

□date : 2014/4/29(Tue. Holiday)19:00-23:00
□venue : Daikanyama M 1-33-18-B1F, Ebisu-nishi, Shibuya, Tokyo
□host : DOYOSHA
□music : Kyohei Sakaguchi

- Entrance Free
- With Cloakroom
- No Smoking Policy

* DOYOSHA tsuyoshi.toyota [at] doyosha.com
* M 03-6416-1739

2014年

2月

27日

『坂口恭平のぼうけん』前日

おはようございます。

 

さて、明日2/28(金)出来予定の新刊『坂口恭平のぼうけん』の入庫準備をしています。

 

創業4年目にして10作目ですが、あいかわらず新刊の誕生に慣れることができません。

実際の本を手にするまでは、なんだか幻のような、頼りない気分です。

 

こんなときは単調作業で、手を動かそうと思います。

2014年

2月

10日

『坂口恭平のぼうけん』POPを入稿しました

おはようございます。

 

さて、2月新刊『坂口恭平のぼうけん』の店頭用POPを入稿しました。

 

300枚製作し、主要書店に掲出依頼予定です。

2014年

1月

13日

2014年上半期の刊行計画

こんにちは。

 

さて、上半期の刊行計画を報告します。

 

1月

安倍晋三ほか『世界論』


2月

坂口恭平『坂口恭平のぼうけん 1』

サム・ハスキンス『Cowboy Kate & Other Stories』


3月

マヤコフスキー叢書『ズボンをはいた雲』


4月

マヤコフスキー叢書『ウラジーミル・マヤコフスキー』


5月

マヤコフスキー叢書『背骨のフリュート』


6月

坂口恭平『坂口恭平のぼうけん 2』


時期未定

グンナー・ルンドグレーン『園土の惑星』

大杉栄『日本脱出記』(英語版)

 

以上の9冊です。

これに加えて、契約済の翻訳書が2冊、制作中の書き下ろしが1冊、さらに交渉中の翻訳書を2冊準備しています。

 

どれだけやりきれるかわかりませんが、コツコツやっていきたいと思います。

 

ニタニタと将来の刊行計画をねり、過去の既刊本をながめてはニマニマする――。

出版業は、なかなかいいぞと感じています。

2014年

1月

12日

2013年の売上ランキング

明けましておめでとうございます。

1月新刊『世界論』を10日に校了しまして、いまさらながら、新年らしく過ごしています。

 

さて、2013年の売上ランキングを報告します。

 

1.『世界は考える』326部

2.『新アジア地政学』163部

3.『日本脱出記』90部

4.『Practice for a Revolution』88部

5.『混乱の本質』87部

6.『自叙伝』55部

7.『リガ案内』51部

8.『新編 大杉栄追想』31部

9.『獄中記』23部

(アマゾン、2013年1〜12月)

 

1位は、新刊『世界は考える』でした。

2位も同じく新刊の『新アジア地政学』です。

3位の『日本脱出記』は、2011年の初版以来、コツコツ売れているのが嬉しいところ。

合同会社土曜社 150-0033 渋谷区猿楽町11-20-301

t. 050-3633-1367 f. 03-6369-3339 tsuyoshi.toyota [at] doyosha.com