土曜文庫

63|池島信平『雑誌記者』

とにかく、編集長は若くなければならない

雑誌記者

 

神吉晴夫『俺は現役だ

 

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のちに文藝春秋社長となる著者(当時48歳)の、若き後進たちへのまなざしも優しい、出版仕事論。現役の記者・編集者のみならず、あらゆる職業人に響く金言・至言を生んだ、1958年初版の名著。

- 書  名:雑誌記者
- 著  者:池島信平

- 仕  様:文庫判(148 × 105 × 8.5ミリ)252頁
- 用  紙:日本製紙文庫用紙53.8g/㎡,MF用紙180g/㎡
- 製  造:日本ハイコム,加藤製本
- 初  版:1,500部,2020年1月31日
- コ  ー  ド:ISBN978-4-907511-71-5,C0100

 編集だけが特別に忙しい商売とは思わないが、なにか気の疲れる職業であり、この抜きさしならぬ生活から一種の編集者かたぎというようなものが、おのずから出来上がってゆくような気がする。

――池島信平(編集者)

 

 私は得難い友を失ったと彼の早世をいまだに歎いているが、文春の読者も、また本書の読者も、稀有な彼の存在を知れば、惜しんでも余りあることを解ってもらえると思う。

――今日出海(小説家・評論家)

目  次

雑誌編集長の哀歓

編集長任期三年の説――うれしい仲間たち――編集長の武芸十八般――われは喫茶店のおやじ

 

「駈けだし」以前

編集の古豪――雑誌へのアプローチ――西洋史学徒として――商売はじめの頃

 

編集一等兵の頃

われは社会部記者――蔣介石の色模様――わが眼を疑うボーナス――編集長としての菊池寛――「社中才人乏しからず」

 

日本を離れて想うこと

国際的にヒケをとらぬ日本の雑誌・新聞――戦時中の中国祝祭の回想

 

マルスの跫音を聞きながら

編集者牧歌時代――ファシズムの跫音――雑誌ツブすには――想い出す人のことども――真珠湾まで

 

戦時下の雑誌を作って

まつろわぬもの達――無為の日々――満洲文藝春秋社の創立へ――「女国定忠治」との一夜――神の声を聞く

 

狩り立てられた編集者

横浜事件の影――海軍という世界――千歳第二基地――敗戦の日を迎えて――雑誌の再建を

 

文藝春秋社の解散と再建

解散と月給千円のスカウト――二十万円の資本金と横光利一社長説――石が浮び木が沈む時代――戦犯と追放さわぎ――静かなるアメリカ人――菊池氏の死去

 

雑誌記者の生き甲斐

「金魚鉢」の中の奇妙な仕事――作家と編集者の間――ノン・フィクション時代――時代の流れというもの――雑誌という名の容器と雑誌記者の将来

 

解説(今日出海)

著 者 略 歴

池島信平〈いけじま・しんぺい〉1909年12月22日、東京に生まれる。33年、東京大学文学部西洋史学科を卒業し、文藝春秋社入社。雑誌「話」「オール読物」「文藝春秋」の記者・編集者として活躍。46年、文藝春秋新社創立を機に取締役編集局長就任。66年から同社社長を務め、雑誌「諸君!」創刊などに尽力。73年、在任中に急逝、享年64。著作に『編集者の発言』『ジャーナリズムの窓から』など。

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