土曜文庫

63|池島信平『雑誌記者』

とにかく、編集長は若くなければならない

雑誌記者
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のちに文藝春秋社長となる著者(当時48歳)の、若き後進たちへのまなざしも優しい、出版仕事論。現役の記者・編集者のみならず、あらゆる職業人に響く金言・至言を生んだ、1958年初版の名著。

- 書  名:雑誌記者
- 著  者:池島信平

- 仕  様:文庫判(148 × 105ミリ)
- 用  紙:日本製紙文庫用紙53.8g/㎡,MF用紙180g/㎡
- 製  造:日本ハイコム,加藤製本
- 初  版:1,800部,2019年12月下旬予定
- コ  ー  ド:ISBN978-4-907511-71-5,C0100

目  次

第一章 雑誌編集長の哀歓

編集長任期三年の説――うれしい仲間たち――編集長の武芸十八般――われは喫茶店のおやじ

 

第二章 「駈けだし」以前

編集の古豪――雑誌へのアプローチ――西洋史学徒として――商売はじめの頃

 

第三章 編集一等兵の頃

われは社会部記者――蔣介石の色模様――わが眼を疑うボーナス――編集長としての菊池寛――「社中才人乏しからず」

 

第四章 日本を離れて想うこと

国際的にヒケをとらぬ日本の雑誌・新聞――戦時中の中国祝祭の回想

 

第五章 マルスの跫音を聞きながら

編集者牧歌時代――ファシズムの跫音――雑誌ツブすには――想い出す人のことども――真珠湾まで

 

第六章 戦時下の雑誌を作って

まつろわぬもの達――無為の日々――満洲文藝春秋社の創立へ――「女国定忠治」との一夜――神の声を聞く

 

第七章 狩り立てられた編集者

横浜事件の影――海軍という世界――千歳第二基地――敗戦の日を迎えて――雑誌の再建を

 

第八章 文藝春秋社の解散と再建

解散と月給千円のスカウト――二十万円の資本金と横光利一社長説――石が浮び木が沈む時代――戦犯と追放さわぎ――静かなるアメリカ人――菊池氏の死去

 

第九章 雑誌記者の生き甲斐

「金魚鉢」の中の奇妙な仕事――作家と編集者の間――ノン・フィクション時代――時代の流れというもの――雑誌という名の容器と雑誌記者の将来

著 者 略 歴

池島信平〈いけじま・しんぺい〉1909年12月22日、東京に生まれる。33年、東京大学文学部西洋史学科を卒業し、文藝春秋社入社。雑誌「話」「オール読物」「文藝春秋」の記者・編集者として活躍。46年、文藝春秋新社創立を機に取締役編集局長就任。66年から同社社長を務め、雑誌「諸君!」創刊などに尽力。73年、在任中に急逝、享年64。著作に『編集者の発言』『ジャーナリズムの窓から』など。

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