土曜文庫

59|頭山満『大西郷遺訓』

日本を西洋の真似みたような国にするのは断じて反対じゃ

大西郷遺訓
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こんな愉快なことはない

 西南の役を獄舎で迎えた頭山満が、明治大正の五十年を経て、南洲遺訓全55章を講評する。「近頃こんな愉快な文章に接したことがない」と、頭山翁69歳の息づかいを伝える本書は、1925年に政教社から世に出て、有為の青年に愛読された。『大西郷全伝』全六巻を準備中の雑賀博愛による聞き書き。

著  述

 西郷隆盛

 

講  評

 頭山満

 

編  者

 雑賀博愛

   

読 者 対 象

 日本史研究者・学生

 

仕  様

 文庫判(148 × 105 × 3.5ミリ)|96頁

ISBN|Cコード

 978-4-907511-64-7|C0121

 

用  紙

  本文:OK文庫用紙56.8g/㎡|表紙:MF用紙180g/㎡

 

製  造

 日本ハイコム|加藤製本

  

初  版

 1800部|2019年4月下旬予定


目  次

 西郷遺訓講話(頭山満講評)

1 廟堂に立ちて大政を理するは|2 賢人百官を総べ|3 政の大体は|4 万民の上に位する者|5 幾たびか辛酸を歴て|6 人材を採用するに|7 事大小となく正道を踏み|8 広く各国の制度を採り|9 忠孝・仁愛・教化の道は|10 人智を開発するは|11 文明とは|12 西洋の刑法|13 租税を薄く|14 会計出納|15 常備の兵数|16 節義廉恥を失いて|17 正道を踏み|18 国の凌辱せらるるに|19 古より君臣ともに|20 何ほど制度方法を論ずるとも|21 道は天地自然のものなれば|22 己れに克つに|23 学に志す者は|24 道は天地自然|25 人を相手にせず|26 己れを愛するは|27 過を改む|28 道を行う|29 道を行う者は|30 生命も要らず|31 天下挙りてこれを毀るも|32 道に志す者は|33 平日道を踐まざる人は|34 策略は平日なすべからず|35 陰に事を謀る者は|36 聖賢たらんと欲する志なく|37 天下後世まで|38 世人の称うる機会とは|39 今の人、才識あれば|40 翁、犬を駆り|41 身を修め、己れを正しくして|42 事に当たり|43 漢学を学べるものは|44 誠は深く厚からざれば|45 剛胆を学ばんと欲せば|46 万一英雄を誤るもの|47 猶予狐疑は第一の病毒|48 至誠の域はまず慎独より|49 知と能とは|50 勇は必ず|51 理と勢と|52 機会を唱うるもの|53 変事に際し|54 先輩の所説を聞くに|55 一家の親睦を計るには

 

 編者あとがき(雑賀博愛)

著 者 略 歴

頭山満〈とうやま・みつる〉1855年(安政2)福岡に生まれる。社会運動家。号は立雲。父は福岡藩士・筒井亀策。76年、萩の乱に連座し、西南の役を獄中で迎える。出獄後、向陽社(のちの玄洋社)を結成し自由民権運動に投じ、次第に国家主義・アジア主義に傾く。亡命中の孫文、金玉均、ビハリ・ボースらを援助し、また黒龍会の顧問も務めるなど、在野にあって外交・内政に隠然たる影響力を持った。戦中の1944年没す。享年89。

編 者 略 歴

雑賀博愛〈さいが・ひろよし〉1890年、福岡県小郡村に生まれる。記者、維新史研究者。福本日南の知遇を得て九州日報に入社。のち上京して政教社で『日本及日本人』主筆まで務める。1946年没す、享年56。著書に『大西郷全伝』『勤皇志士叢書』など。筆名は雑賀鹿野(ろくや)。

青年が先輩の所説を聞くに当たりては、まず自ら質問を起すべし。己れに疑あり、進んで長者に質さば、始めてその益を受くべきなり。

――西郷隆盛(陸軍大将・近衛都督)

 

南洲翁の言われたことは、一年や二年や、ただしは十年や二十年で訂正しなければならんようなことは一つもない。みな百世を通じ、万代に貫く真理ばかりじゃ。

――頭山満(玄洋社創業者)

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