People|執筆・制作陣

五十音順。ご連絡は、土曜社が承ります。


大杉豊 〈おおすぎ・ゆたか〉 1939年、横浜に生まれる。東放学園専門学校・常磐大学国際学部講師。大杉栄が殺された当日に訪ねた弟が父であり、そこで生まれた。東京都立大学社会学科卒業。東京放送(TBS)入社、調査・営業・編成部門を経て定年退職。編著書に『日録・大杉栄伝』(社会評論社、2009年)。


川村直輝 〈かわむら・なおき〉 1979年、福島県郡山市に生まれる。長野県長野市で育ち、日本美容専門学校卒業。現在は、日本有数のヘアサロンの代官山店で、プライベート・トップスタイリストを務める。本業のかたわら写真を撮るのは、美しいモノに感動・共感することがクリエーションの原点と考えてのこと。2011年、「川村直輝のTOKYOスタイルウォーズ」を連載。


小林まどか 〈こばやし・まどか〉 1991年、川崎に生まれる。慶應義塾大学文学部でイギリス文学を専攻する大学生。ヨーロッパの文化に興味あり。『リガ案内』の翻訳を担当。


坂口恭平 〈さかぐち・きょうへい〉 1978年、熊本に生まれる。建築家・新政府初代内閣総理大臣。19歳のとき、路上で歌えば一日1万円を稼げることを知り、「生きのびるための技術」として歌を位置づける。初期レコーディング音源にフルアルバム『TAPES』および、幻のバンド MAN 名義のミニアルバム『MAN』があるが、いずれも市販されていない。2012年に初の市販アルバムとなる『Practice for a Revolution』を発表し、ホールで初のリサイタルをおこなう。落語から一人芝居までを養分とする特異な語りの人気と並行して、語りを締めるギターと歌に心奪われる向きが続出している。著作に『独立国家のつくりかた』『現実脱出論』『ゼロから始める都市型狩猟採集生活』『坂口恭平のぼうけん』など。

櫻井あゆ未 〈さくらい・あゆみ〉 1982年、新潟に生まれる。土曜社ロゴや公式ウェブサイトの制作を手がける。マスコットの「ゾウ君」と「バード」も彼女の作である。


菅原彩 〈すがわら・あや〉 1991年、横浜に生まれる。海が大好きな湘南育ち。現在、慶應義塾大学文学部でシェイクスピアを研究中。ほっこりするような、優しく温かい言葉を紡ぎだす人になるのが夢。趣味は美味しいものを食べること、料理すること。


髙橋直貴 〈たかはし・なおき〉 1988年、横浜市に生まれる。早稲田大学社会科学部在学中より書店勤務。取材記事の執筆・本の選書・書評など、幅広く編集活動を行っている。


 

鶴崎いづみ 〈つるさき・いづみ〉 1982年、福岡県に生まれる。武蔵野美術大学造形学部日本画学科卒業。四谷アート・ステュディウム終了。編集プロダクションに就職、2年半勤務する。2013年1月よりオルタナティヴスペース「路地と人」(東京・神田)の運営に加わり、展覧会やイベントの企画などをおこなう。2014年4月より、観察と編集を基礎としておもに出版をおこなう試み「観察と編集」を始める。これまでに制作した本に、野口整体にまつわる対話集『整体対話読本 ある』(2017)など。


徳川家広 〈とくがわ・いえひろ〉 1965年、東京に生まれる。徳川将軍家19代当主。慶應義塾大学経済学部卒業後、ミシガン大学で経済学、コロンビア大学で政治学修士号を取得。2001年まで国際連合食糧農業機関(FAO)に勤務。主著に『バブルの興亡』『なぜ日本経済が21世紀をリードするのか』。『ソロスは警告する』『最強国の条件』など翻訳書も多数。12年にソロスほか『混乱の本質』(土曜社)を翻訳。

豊田卓 〈とよだ・すぐる〉 1982年、三重県四日市に生まれる。2005年、京都造形芸術大学芸術学部環境デザイン学科卒業。北京・名古屋の建築設計事務所を経て、現在フリーランス。北京シーボル(北京・06年)、awai(六本木・08年)、カトルセ(表参道・10年)、matohu(表参道・11年)などを担当。大杉栄の『日本脱出記』は、合宿で一挙に仕上げたブックデザイン初仕事である。ホームページはこちら


野中邦子 〈のなか・くにこ〉 1950年、東京に生まれる。翻訳家。多摩美術大学絵画科卒業。出版社勤務を経て翻訳家に。主な訳書に、A・ボーデイン『キッチン・コンフィデンシャル』『クックズ・ツアー』、R・ヘンライ『アート・スピリット』、J・サックス『貧困の終焉』(鈴木主税共訳)、同『地球全体を幸福にする経済学』がある。2013年に、ソロスほか『世界は考える』(土曜社)を翻訳。


福戸雅宏 〈ふくと・まさひろ〉 1986年、京都府京都市に生まれる。2009年に神戸大学経済学部を卒業後、シンクタンク入社。12年11月よりニューヨーク事務所に駐在。入社以来、一貫して米国経済・金融政策の分析を担当。趣味はトロンボーンの演奏。

藤原敬之助 〈ふじわら・けいのすけ〉 1984年、兵庫県西宮市に生まれる。2006年に早稲田大学教育学部を卒業し、現在は報道機関勤務。大学ではマクロ経済学を専攻し、昭和恐慌について研究。いわゆる「リフレ政策」に賛同している。好きな作家は重松清、レイモンド・チャンドラー。


松尾知典 〈まつお・とものり〉 1992年、名古屋市に生まれる。福岡市で育ち、現在は早稲田大学文化構想学部で東アジア史を勉強する。趣味はテニスなどスポーツ全般。特技は将棋(元奨励会在籍)。学業のかたわら新聞社でアルバイトもしている。


水原由生 〈みずはら・よしお〉 1979年、神奈川県に生まれる。法政大学卒。文化団体勤務。最近はもっぱら、既成の概念を揺さぶってくれるようなアートと株式市場の動向に関心。 


渡辺明日香 〈わたなべ・あすか〉 1985年、長野に生まれる。デザイン、イラストなど。多摩美術大学造形表現学部卒業。博報堂プロダクツを経て、現在フリー。「Snow Queen タインホアの塩」のロゴや商品パッケージなど、全アートディレクションを手がける。

 

C

周孫豪 〈Chao Sunhao〉1981年、台北に生まれる。フォトグラファー。台湾で広告・映画美術を多数手がける。ヴェネチア映画祭正式招待作品の『狂放』(レスト・チェン監督、2004年)では美術監督をつとめた。08年の東京移住を機に写真に集中し、商業写真の撮影と並行して、自身の作品制作をおこなっている。12年、北京に拠点を移し、中国版「VOGUE」「Harper’s Bazaar」などで活躍している。

 

H

Oren Haskins 〈オーレン・ハスキンス〉 イラストレーター、デザイナー。1983年、南アフリカ人の父とイスラエル人の母のもとロンドンに生まれる。独学でイラストを学び、主に広告むけのキャラクターデザインを手がける。伝統的手工芸の手触りをデジタル時代に取り入れるよう努め、ミッドセンチュリーのイラスト、グラフィックデザイン、写真に愛着を抱きつつ自身の表現技法を磨いている。20世紀を代表する写真家サム・ハスキンスを祖父にもち、ハスキンス最後の作品『Fashion Etcetera』では画像のレタッチを担当した。またハスキンスの代表作『Cowboy Kate & Other Stories』(サム・ハスキンス・エステート/土曜社、2015年)復刊では、父ルドウィグ・ハスキンスの助手として全写真のリマスターを手がけた。現在、自身初の著作となる子供むけ絵本を準備している。

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K

Gno Kim 〈グノ・キム〉 1981年、ソウルに生まれる。フォトグラファー。2007年、BODA アートセンター広告写真部卒業。翌年来日し、12年に東京ヴィジュアルアート写真作家専攻卒業。韓国芸能誌「クレアスタ」専属フォトグラファーを経て、フリーランスに。東京を拠点に、作品制作だけでなく、韓流スター T.O.P やパク・シフ、キム・ジョンフンの写真も撮っている。

 

S

Michael Schauerte 〈マイケル・シャワティー〉 翻訳家、ライター。1969年イリノイ州ピオリア市に生まれる。1991年に米ケニオン大学を卒業。1995年に来日し、2001年に一橋大学文学修士号。2013年『大杉栄と仲間たち』(ぱる出版)に「詩人としての大杉栄」を執筆。英誌「Socialist Standard」の常連寄稿者。妻と2人の娘と宮崎県在住。2014年、大杉栄『日本脱出記』の英訳『My Escapes from Japan』を上梓。


T

Arta Tabaka 〈アルタ・タバカ〉 1984年、ラトビアのリガに生まれる。ラトビア大学アジア研究専攻卒業。2009年から東京に拠点を移し、映画を中心に執筆をおこなう。12年、都市ガイド『リガ案内』(土曜社)を編集し、同書と連動するツアーではコンダクターをつとめる。14年にラトビア雑貨とクラフトワークのお店「マーヤ」を開業。

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